推しのグッズを手に入れたら、できるだけおしゃれに楽しみたいと思いませんか?推しグッズをライブやコンサートだけでなく日常のコーデに取り入れられたら素敵ですよね。
そこで推し活もしているというプロスタイリストの福永いずみさんが考えた、アーティストグッズを可愛く着こなすコーディネート10選をご紹介。今回は夏といえばフェス!ということで、8月に開催される「SUMMER SONIC 2025」通称”サマソニ”に出演するアーティストグッズからコーディネートを提案いただきました。普段使いに取り入れやすく、気分が上がるおしゃれな着こなしのヒントが満載です。
「手持ちのグッズをどう着こなそう?」と悩んでいる方や、グッズがタンスに眠っているという方はぜひ推し活がもっと特別になるコーデ案を参考にしてみてください♪

コーデ監修 スタイリスト 福永いずみ
マロニエファッションデザイン専門学校を卒業後、ファッションショー、雑誌などスタイリストアシスタントを経験。2008年スタイリストとして独立、雑誌、ショーなどの仕事をスタート。現在はテレビ、雑誌、広告等幅広く担当。
◼︎雑誌
non-no 、MORE、ecla、MAQUIAなど
◼︎ブランド広告
THE SHOP TK、KEEN、組曲
◼︎celebrity
峯岸みなみ、高橋みなみ、田島芽瑠、市川紗椰(敬称略)
Instagram

ライター 小田楓
アパレル業界歴5年
企画やVMD担当
趣味:読書、編み物 特技:料理
「SUMMER SONIC 2025」

2000年8月、国内初の関東・関西の2大都市での同時開催という画期的なフェス形式のもとスタート。グリーン・デイ、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンをヘッドライナーに、国内外のアーティストが集結した。その後も伝説のバンド、ガンズ・アンド・ローゼズが出演するなど音楽業界の“事件”ともいうべきその瞬間を、衝撃と共に多くのオーディエンスが体感。レディオヘッド、ブラー、オアシス、メタリカ、リンキンパーク、ダフトパンク、クイーンら海外フェスも羨むようなラインナップが毎年の話題となりステージ数、アトラクションエリアも拡大。07年にはヘッドライナーに史上最速・最年少のアークティック・モンキーズを抜擢、サマソニ史上初のHIPHOPアクトのヘッドライナーとしてブラックアイド・ピーズを招聘するなど、常に変化し続ける音楽シーンを見事に反映した世界的フェスティバルに変貌を遂げた。レディ・ガガやテイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュなど注目のアーティストをイチ早くキャッチしてきたのもサマソニの大きな特徴となっている。20周年を迎えた2019年は、B’z、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ザ・チェインスモーカーズをヘッドライナーに迎え東阪で30万人の動員を記録した。
引用元:https://www.summersonic.com/
パンデミックを経て3年ぶりの開催となった2022年は、東阪共にソールドアウト。インターナショナルフェスティバルとして注目度の高さを見事に証明した。昨年は大阪会場を万博記念公園に移転し東京を含む最大動員数を更新。また新たなチャレンジとしてサマーソニック・バンコクを開催、本格的な海外進出を果たしアジア最大の音楽フェスとしてサマソニを通じて様々な音楽を世界に発信する存在となっている。
出演アーティストのグッズを使ったコーデをご紹介
Official髭男dism
「カジュアルな印象になりがちなタイダイTシャツは、同系色のブルーシャツをたすき掛けにすることで、一気にこなれた印象に。キレイ目なグレーのハーフパンツを合わせて、ソックスをコーデのアクセントに。清潔感があり、夏らしい爽やかさを演出できます。ライブなどのイベントシーンではスポーツサンダルでアクティブなのもおすすめですが、タウンユースとして取り入れるなら、ローファーを合わせて抜け感をプラスするのがおすすめ。ショルダーバッグはストラップを短く調整してクラッチ風に持つと、オシャレ感がグッとあがります。」(福永)

THE RAMPAGE
「スポーティーな印象のベースボールシャツは、あえてフェミニンなプリーツスカートを合わせて絶妙なミックススタイルに。淡いミントカラーのスカートなら、グッズコーデもぐっと大人っぽく仕上がります。トップスの裾からグレーのルーズタンクをレイヤードすれば、柔らかい色のスカートでもすっきりとした印象に。スタイルアップ効果もあって◎バンダナは、バッグに巻いてアクセントにしてもかわいいですが、ポニーテールに巻いてヘアアクセとして使ってみても良さそうです。」(福永)

go!go!vanillas
「ブラックのバンドTシャツに、デニムシャツをレイヤードすることで、定番のゆるコーデがぐっと垢抜けた印象に。シャツの襟を出しつつ、裾はボタンを2〜3個外してラフに着こなすと、さりげないレイヤードが映えます。ボトムはワイドシルエットのチェックパンツで、抜け感とトレンド感をプラス。ブラックコーデにデニムシャツを挟むことで部屋着感が出てしまうグッズコーデも一気にオシャレ感UPします。モノトーンスタイルにすることでロゴ入りのニットバッグが映えるコーデにしました。」(福永)

aespa
「Tシャツ&キャップのカジュアルでスポーティーなグッズは普段コーデに取り入れにくいかも、、。そんな人は黒レーストップスやベロアのスカートを合わせれば、ぐっとレディな雰囲気に仕上がります。グッズのヒョウ柄のバッグに合わせたボトムの色を選ぶことで全体が馴染み上品なバランスに。aespaらしいエッジの効いた雰囲気をかもしつつ、日常に溶け込ませるアイテムやカラーを選ぶことで清楚で洗練されたスタイルが叶います。」(福永)

JO1
「白×黒のバイカラーが印象的なラグランTシャツは、デニム合わせが定番ですが、あえてビタミンカラーのスカートと合わせてみるのもおすすめ。グッズの存在感を引き立てつつ、コーデ全体にポップな華やかさをプラスできます。スカートは“推しカラー”を取り入れれば、さりげない日常の推し活ができて◎。鮮やかな色にも負けない存在感のあるラグランTなので、日常コーデはもちろんライブにも着ていけるコーデになるかも!」(福永)

BE:FIRST
「グラフィックが印象的なTシャツは、主役にしつつ軽やかな白のメッシュジャケットを羽織り印象を抑えることで普段使いしやすくなります。Tシャツは裾をOUTして柄を活かしたいので、ジャケットは短丈のものを選ぶと◎ウエストが高く見えて、自然とスタイルアップも叶います。 可愛いシュシュやミニショルダーなどのグッズで子供っぽくなりすぎないよう、靴はモード感のあるものを選んで大人っぽくまとめました。」(福永)

FRUITS ZIPPER
「着回し力抜群のロゴTシャツは、ジャンプスーツやサロペットのインナーとして使うのが今っぽい。大きく入ったバックロゴがちらりとのぞくことで、後ろ姿まで抜かりないコーディネートに。普段使いはもちろん、ライブ会場でもワンランク上の着こなしで目立つこと間違いなしです!グレーの2WAYジャンプスーツは、バルーン袖やウエストのリボンでFRUITS ZIPPERらしい甘さを取り入れつつも、全体は落ち着いた色味でまとめることで、甘くなりすぎず大人っぽく着こなせるのが魅力です。足元はサンダルを合わせて。ラメソックスでポイントを作るのもおすすめです。」(福永)

INI
「シンプルなロゴTシャツには、トレンドのニットビスチェを重ねてアレンジを。Tシャツ×デニムの定番カジュアルスタイルも、ビスチェをプラスするだけでおしゃれ感とスタイルアップ効果がぐんと高まります。今回使用したミントカラーのビスチェは、巻きスカートとしても使える自由度が高いアイテム。ロゴの位置や着こなしに合わせてウエストマークにしたり、ビスチェとして重ねたりと、他のグッズっでも自由自在にアレンジできます。グッズのTシャツ・バケットハット・バッグは黒なので、合わせるものは明るい色味をセレクト。サンダルもボリューム感はあるけどアイボリーにすることで軽い印象にしました。」(福永)

Da-iCE
「袖にロゴが入ったロンTは、メンズライクな印象が強いですが、あえてフリルたっぷりの可愛いドレスで、甘辛ミックスに着こなすのがおすすめ。グッズのTシャツはオーバーサイズなものが多く着こなしが難しいと感じる方もいるかもしれませんが、ワンピースのインナーにしちゃえばサイズ感を気にせず着れちゃいます。厚底ブーツなどボリュームのあるシューズを選んでワンピースの甘さを抑えて。」(福永)

MAZZEL
「パーカーとスウェットパンツのセットアップは、一歩間違えると部屋着っぽく見えてしまうことも。そんな時は、異素材のアイテムを取り入れてグッとこなれた印象にアップデートしましょう。
ホワイトのチュールドッキングTシャツで甘さをプラスし、だる着にならないようシアー素材のスカートをスウェットパンツにレイヤード。抜け感と立体感のあるスタイルが完成。
仕上げに、シルバーのミニショルダーバッグでアクセントを加えれば、異素材ミックスが映えるお出かけ仕様のグッズコーデに。ゆるっとしたコーデにはあえて足元はキレイめに。スッキリしたシルエット西上がります。」(福永)

皆さんの好きなアーティストはいましたか?今回は”サマソニ”出演アーティストのグッズからコーデ術を提案していただきましたが、どのアーティストのグッズにも参考になる着こなしテクがたくさん!この夏ライブでグッズをGETした方はぜひ取り入れてみてください!
プロのスタイリストに聞きたい推し活コーデのお悩みや、推しのアーティストグッズのコーデも知りたいという方はぜひコメントに!
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